Flex Builderの豊富な機能やEclipseプラグインを最大限有効利用するためにショートカットは欠かせません。今回はFlex Builderのショートカット設定・編集方法と、設定例をちょっとだけご紹介したいと思います。

ショートカットを設定する

Flex Builderでのショートカット設定は、環境設定ウィンドウ内の「一般→キー(試験用)」パネルで行います。

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列挙されるコマンド数が多いので、フィルターを利用して目的のコマンドを探すのがいいです。目的のコマンドを選択したら「バインディング」にテキスト入力フォーカスをあわせて、設定したいコマンドをそのまま入力すればOKです。

ここで、既に設定されている別のショートカットとかぶってしまった場合は *が表示されます。ショートカットが有効となる「場合」が別ならば大丈夫ではありますが、混乱するので別のショートカットにするのがよいと思います。

たとえばこんなショートカットはどうでしょう(Mac)

コマンドショートカットキー
Flexアプリケーションを実行しますCommand+Enter
FlexアプリケーションをデバッグしますShift+Command+Enter
Adobe AIRアプリケーションを実行しますCtrl+Enter
Adobe AIRアプリケーションをデバッグしますShift+Ctrl+Enter
検索と置換Command+F

ファイル内を検索

Ctrl+F
フォーマット(*1)Shift+Command+F

エクスポート
(エクスポート・ウィザード:リリースビルド)

Shift+Command+R

(*1)プラグインFlex Formatterを利用しています

実行/デバッグ系は、Flashの時のクセでどうしてもCommand+Enter系じゃないと落ち着かないのでコレで。
Flex Builderの検索機能は通常の検索の他に、プロジェクト内またはワークスペース内の全てのファイルから検索できる機能があるので、それをCtrl+Fに。
WEBで公開したり開発環境でテストするためのswfはリリースビルドで書き出しますが、開発時は頻繁に書き出すのでこちらもショートカットに。

時間がある方はデフォルトで設定されているモノも併せて確認してみてはいかがでしょうか。意外と知らなかった便利なコマンドが発見できるかもしれませんよ。

Flashでのショートカット設定方法はこちらの記事をご覧ください。 爆速作業のために登録しておくべき5つのショートカット | エントリー | _level0.KAYAC

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