どうも、taichiです。

前回の記事に引き続き、コマアニメの案件を制作した時のメモを書いていこうと思います。

今回はアフレコ音源が必要になったとき行った作業行程についてです。

 

 

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前回の記事でも書かせて頂きましたが、

背景のスライドとコマ取りのアニメーションとを連動させるという仕様の案件に、

最近関わらせて頂きました。

  

この案件では、

スライドやアニメーションに合わせて音声(台詞)も再生させる必要があった為、

台詞をアフレコで用意する必要がありました。

 

時間がない中での撮影・収録と言った作業のため、リハーサル時間も取れそうに無く、

Flashで先にスライドをつくり、それに合わせてアフレコを行ってもらうという方法を取りました。 

 

しかし、

話の速度や間の取り方などが合わず、

アフレコをして下さる役者さんからは修正を頼まれることもしばしば。

 

そこで、作り直しの速度などを重視して、

  • AfterEffectsでアフレコ用映像用意。
  • Premiereで撮影素材と収録した音声を合わせてMP3書き出し。

という2点の下準備をして収録に臨んでみました。

 

 

以下、その時のメモになります。

 

 

AEでアフレコ用の映像を用意する理由。

  1. 画像の配置や入れ替え、尺の長さなどを編集するのはこちらの方が早い。
  2. これをガイドにアフレコをすることで、使えば迷わない
  3. YouTubeを利用して役者さんに練習をしていて貰える。
  4. 後々に音声と合わせる作業を考えたとき、プレミアでの作業も視野に入れるため。

 

1・階段状に並べてくれるjsflもありますが、AEではデフォルトで有る機能。

  それぞれのコマの時間を操作するのが早いというメリットがあります。

  タイムラインの拡大縮小が有れば、Flashでも全然楽になるはず。

  

2・ガイドとなる映像をつくれば音声収録作業がスムーズです。

  台詞を入れる役者さんや音声の技術者さんも、これを基準に共通の認識で制作が出来るので

  練習も収録も早いです。

  収録した音源が映像と尺がぴったりになるので扱いやすい。

 

3・今回は寸前での編集などが多く、あまり機能していませんでしたが、

  YouTube推奨の形式で書き出し設定ができるので、公開限定URL等を使えば

  リハーサル時間も短縮できるはず。

 

4・下記でも記述しますが、出来上がった音源を後々カットしたり縮めたりする時、

  音を聞いて探すような事をしなくても、Premiereのタイムラインに貼っておけば

  視覚的に編集が出来て便利だと思います。

 

PrでFlに音素材を用意する理由。

  1. 音あわせが早い。
  2. 書き出しが便利。

 

1・ AfterEffectでアフレコ用に作った映像と収録した音声をタイムラインに並べれば

  必要な音源を視覚的にも探せるので便利です。

  波形レベルで細かく画と音が合わせがしやすいですし、Soundboothまでは行きませんが

  音の調節やエフェクト、効果音の追加なども一括で出来るので便利です。

 

2・書き出しは、設定でMP3などの形式を選択するだけ。

  後々の変更も簡単ですし、短いスライドであればこのままFLVに書き出し、

  Flashのタイムラインに埋め込んでアニメーション用のガイドにしてしまえます。

  これをガイドにFlashで同じ用にスライドを作れば容量が軽く抑えられます。

  XFLで一連の作業が出来る様になるのが一番望ましいのですが。。

 


メモは以上になります。

読み込む前にSoundboothなどで編集出来ることが理想ですが、

今回はアフレコ収録時に技術者の方に音のレベルなどを一括して調整して頂きました。

結局のところ、アフレコも撮影もスタジオ収録できることが一番望ましいことなんだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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