このブログをご覧の方ならすでにご存知だと思いますが、最近はWEB上だけでなく、身近にあるデバイス(機器)にもよくFlashの技術が使われています。

たとえばそう、携帯電話。…今回の記事のタイトルを見ればもうおわかりですね。この文章の流れは偶然ではなく必然です。 と、いらぬ前置きはこのくらいにして、早速本題へ入ります。

待ち受けFlashでできること

携帯本体から日付、曜日、時刻、バッテリー残量などの情報を取得できるので、それらの情報に連動させてカレンダーや時計などが作れます。今回はまず基本的な部分として、時計をつくってみました。zipファイルの中身は、flaファイル(CS3形式)とswfファイルの二つです。

携帯待ち受け時計の画面
080303clock.zip

左上に日付、曜日を表示。真ん中の段は左側が今日一日の残り分数、右側に現在の時刻を。下の段は左側に今日一日の残り秒数を、右側に今日の残り時間を表示しています。あえて一日の残り時間を表示したことで、24時間の尊さを改めて意識できる仕様になっています。(笑) auのmediaskinで動作検証しました。そのままお使いの際はswfファイルをメールに添付して携帯に送信してください。

モバイルFlashの制作環境について

今回は基本として待ち受けFlash時計を作ってみましたが、ほかにも携帯のメニュー画面となるインターフェースや、Flashでゲームも作ることができます。Adobe CS3シリーズから登場したDevice Centralというモバイルサイトの動作検証ツールのおかげで、モバイルFlash制作時の効率もぐーんとアップしたみたいです。

とはいえまだまだ携帯各社・各機種から出されている情報は足並み揃わず、ネット上に転がっている情報も少なく、Flashの容量制限もあることからか、モバイルFlash制作においてはまだまだ面倒な部分はたくさんあるように感じます。各キャリア×機種別で動作確認するとなれば膨大な数を検証しなければなりませんし。まぁ、こうやって個人で楽しんで作るぶんには友達にも手軽に見せられていいですよね。

HTML5飯