こんにちは、haraです。

前回の投稿でちょっと告知してました、ART-Meterの絵画にプロジェクションというのをやってみましたよ。

ARToys:PATTERN

ARToys:PATTERN from Makoto Hara on Vimeo.

こちらは前回お見せしたものをそのまま発展させたものです。
人影を表示させて、浮遊するオブジェクトが反応するようにしています。


コードの特徴についてはそれほど珍しいことはやっておらず、人の動きに対する反応はオプティカルフロー、オブジェクトの動きはBox2Dです。
どちらも参考書に載っている通り。
http://openframeworks.jp/download.html

ARToys:AQUARIUM

ARToys:AQUARIUM from Makoto Hara on Vimeo.

こちらはかなりひねって、「絵画から出てくる餌を食べる魚」というシステムになっとります。

コードに関しては、まず「餌(というか植物)が出てくる表現の部分は、前々回のエントリで紹介した
「毛が生えてくる表現」の応用です。応用というか、ほぼコードをそのままoFに移植しただけです。

この餌は魚が食べるとなくなってしまいますが、前述したオプティカルフローの検知を受けると(つまり人の影が触れると)復活し、給餌することができます。

また、魚が自由遊泳する部分ではパーティクル祭りで使われたものと同様のベクトルマップによる動きの制御をさせています。
PerlinNoiseはoFのビルトインにはないのですが、GoogleCodeに公開されているソースに非常に参考になるものがありました。
http://code.google.com/p/ruisource/downloads/list

こちらの、「Sound Reactive Boids」のソースではPerlinNoiseのクラスが使われています。
この「Sound Reactive Boids」を録画した映像がこちらですが、

GoogleCodeからダウンロードできるソースをビルドして見てみる事をお勧めします。
大変度肝を抜かれます。

さて、こちらのPerlinNoiseのクラスを使わせていただき、自由遊泳時の魚は自然に自由っぽい動きをさせてもらっています。

当日来店された方々には楽しんでいただけたようですが、表現としてブラッシュアップしたい部分は多々ありますので、頃合いを見て改良版を店頭公開しようかと考えております。
その際はまた告知いたしますので、ぜひぜひお越し下さい。

 

HTML5飯