以前紹介したProxyツールのCharlesですが、相変わらず便利でいつもお世話になってます。
ということでただ置き換えるだけでないちょっとした機能について紹介してみようかと。

今回紹介するのは

  • Throttling
  • DNS Spoofing

の二つです。

Throttling

Throttlingは帯域制限のシュミレートができる機能になります。回線が細い場合にどうなるかというのを試すことができます。
Web開発者のネット環境は速いことが多いと思います。
お客さんにみてもらったらネット回線が遅かったりして思わぬ挙動が報告してもらったりして、自分でも確認しようとするけど再現しない。e-mobileでわざわざみてみたり。。。。
思い当たる人いませんか?そんなあなたにCharlesです。

使用方法

メニューバーのProxy>Throttle Settingsを選択

sato_0831_capture_01.png

 すると以下のようなパネルが表示されます。

sato_0831_capture_02.png

ここでEnable ThrottlingにチェックをつけてThrottle Preset(あらかじめ作成されたものです。自分でPresetを作成することももちろんできます)を選ぶだけ。
Hostを登録してOnly for selected hostsにチェックをつけると指定のHostだけ制限をかけることもできちゃいます。
以上です、簡単ですねw

DNS Spoofing

次はDNS Spoofingです。これはDNSを騙すっていう意味ですが、特定のHostが指定されたときに指定したアドレスを参照するように設定することができます。本番用のドメインはきまっているけど開発中は自分のPCを参照するようにするとかしたりします。よくhostsファイルに設定するやつです。

使用方法

メニューバーのTool>DNS Spoofingを選択

sato_0831_capture_03.png

 

すると、これまた次のようなパネルが表示されます。

sato_0831_capture_04.png

ここではhoge0.com ~ hoge.9.comが指定されたときは127.0.0.1をみにいけよ〜って設定にしてみました。Enable DNS Spoofingにチェックをつけると有効になります。これだけです。まあ、これだけですよね。

ざっとですが、結構これ一つでいろいろ助かるツールです。Windows版もMac版もLinux版もあります。ぜひぜひ試してみてください〜。ではでは。

HTML5飯