Muraiの今週のVideo vol.1
連休はいかがでしたか? 今期からlevel0の編集長(?)になっちゃいました、Muraiです。
さて、この夏からlevel0では、Flash技術ネタや大量のコードだけに限らず、ちょっと概念的な話や日々の小ネタなんかも気軽に投稿していく、そんな楽しいブログにしようということになりました。(僕の中では)
ということで、毎週水曜日の定例で僕が勝手にやっている ”Muraiの今週のVideo”コーナー で紹介している動画を投稿していくことにします。
一発目の今日は、haraの「テック系がいいっすねぇ」とのリクエストをうけて紹介したこちら。
Olarsという玩具のビデオです。
以下Vimeoの下に書いてあった解説を適当に訳。
“おらーず”はカールシムズの作品(http://www.karlsims.com/evolved-virtual-creatures.html)にインスパイアされてつくった、インタラクティブな電気のおもちゃです。ブロックひとつひとつにはつまみが付いていて、そのつまみを調整して組みわせることで いい感じのうねうねした動きをします。
なんともいえない素敵なおもちゃですが、元ネタのEvolved Virtual Creatureは1994年発。
なんと15年前!動画がありました。
この作品はブロックで作ったクリーチャーに”泳ぐ”、”歩く”、”ボールを奪い合う”というような一定のタスクを与えて、頑張って成長してもらうダーウィンの進化論的AIシュミレータ。
つまり、
@alumican_netのこれとか、
@roxikのこれとか、
弊社のこういう方向。
で、この”不思議な動き”がおもろい!おもちゃにしよう!というのがこのOlarsのようです。
僕がこのビデオを選んだ理由は、ざっくりと下記のような感じです。
- オブジェクト指向って実体化するとこういう事だ!と思って見せたかった。
- 単純な回転駆動のジョイントの動きの組み合わせ次第で、こんなにも有機的な動きをする実例という点。
- 抽象的なブロックにモーションがついただけのモノに対してでも、かわいいと思う気持ちが皆同じか確かめたかったこと。
- ISSEI MIYAKEのA-POC INSIDEでおなじみの
点と線だけで別の概念を想像して補完する認知科学的な見え方から、みんながかわいいと思うのか試したかったこと。
今はどんな動画でも引用できて最高ですね!
それではまた来週。