INFINITY TANK BATTLEの強いAIを観察する
ひっそりとkiteretsu更新し続けているhidakaです。
今週末はパイレーツロック見てきます。やっぱりロックですよ、世の中。
さて、INFINITY TANK BATTLEですが、みなさんの参加によりいろいろなタンクが見られるようになっています。
そこで、現在の上位陣の傾向をみてみたいと思います。
まずは基本戦術。
基本的に一定の距離を保つタイプが多いように見られます。また初期の向きが反時計回りのため、AI同士のバトルでは反時計回りの回転を続けながら偏差撃ちの精度勝負となるパターンです。
距離を取る利点としては、弾は撃ち落とすことができるため接近戦勝負という案もありますがタンクが処理できるのは5フレームに1回です。あまり接近した場合打ち落とすのが間に合わない、また出てすぐの弾の弾道を計算するのが難しいため打ち落とすのは難しくなります。
ですので距離を保ちつつ移動する場合、初期の向きの影響で反時計回りでバトル、という流れになるのではないでしょうか。

次に、初期のAIからある程度のタンクが偏差撃ち(相手の移動先を予測して発射)を搭載しだした対策として生まれた戦法があえてあまり動かず、前後にぐらぐらと動くことで動きを予測させない、偏差撃ちは基本的に相手の一歩先を狙うため、同じ方向に続けて動かないために偏差のみ搭載の場合には完全に逆をつくことができます。対AIとしてはかなり優秀ではないでしょうか。
ただしすぐに動ける方向が進行方向に限られるため、そこを突かれると後退で避けるしかなくなりますし対人ではゆれて動く中心を狙われると動きが遅いため避け切れないので対AI用のAIともいえます。

次に接近時の戦法。
距離を取るAIが多い中、時々接近戦に持ち込むタンクも存在します(現在上位のTKTANKなど)。
この場合ですが傾向として一気に3連射パターンが多いように思われます。これはそもそも接近で打ち落とすのが難しいのであれば、防御兼攻撃として弾幕を張る作戦ですね。接近からさらに接触してしまえば砲台の向き次第で撃ち落としやすいので、その前に勝負するイメージです。そのまま打ち合うかはほぼ五分の勝負のため残機が勝っていればやるし、なければ引いたほうがいいでしょう。
wonderflのFORKして発展させていく流れがある以上、強いAIにも流行のようなものができてくると思われます。距離をベースにしているAIが多い現状、まず左旋回して他のAIに反時計回りの動きを崩してみたりタンクの向きを重視して攻めるAIなど、これからきそうなタンクを作ってみるのはいかがでしょうか。