ボーンツールでシェイプをアニメーション
どうもtaichiです。
ボーンツールって簡単に関節を使ったアニメーションが制作出来るのですごく便利なのですが、
中間の緩急の差とかが調整しにくかったり、タイムラインがコピー出来なかったりと不便なところも所々で感じてしまいます。
なので、関節の動きに関してはクラッシックトゥイーンを活用した嶋田さんの作り方の方が
色々と応用も効くので自分は使っています。
が、
それでも新しい機能は何かしら使って行きたいもの。
応用出来そうなところ考えてメモしてみました。
ーー
ボーンツールを使っていて思うところは、このツール最大の魅力はムービークリップ同士をつなげた
関節の動きよりも、シェイプに適用してぐにぐにと動かせる点だと思います。
手描きよりも不気味な動きをしがちですが、それでも有機的な動きを作る際
時間を短縮できるツールと考えると便利。
このシェイプの”クネッ”とした動きで試しにイルカを動かしてみました。

まず、イラレでシルエットを制作し、Flashに持ってきた後に
動かしたい範囲をアウトラインでガイドにしてしてみました。
終わったら早速ボーンツールを適用。
タイムラインでは長めの尺で作り、ループさせたい位置にASを書いています。
一応はここまでで完成ですが、
FlashPlayerのバージョンによるレギュレーションやボーンツールで出来ないレイヤーのコピー、キーフレーム間の微妙な速度調節など、今一つどうにかしたいこともちらほら。。
そこで、
アニメをシェイプで作っている点に着眼してみます。
「フレームアニメーションに変換」でボーンツールを全部コマにしてみます。
そして変換したキーフレームの中間3コマほど抜いて、シェイプトゥイーンに変えてしまいます。
動きによってはコマを抜く箇所は微妙に変えた方が良いですが、動きが一定の場合はだいたいこれで
OKそうです。
出来たものは以下になります。