ボンジョルノ!

自分はとっくにイタリアから帰国しましたが、イタリアンテンションでお送りします。

今回はみなさんを魅惑のマジカルでミステリーなツアーにご招待!

 

 

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Read at Work

UIといえばOS。OSといえばUI。ということでまずは、Windows XPのインターフェースをそっくりそのままFlashで再現しているサイトをご紹介。デスクトップ上にあるフォルダを開いてPowerPointのファイルを開くと、いかにも仕事をしている雰囲気の資料が開きますが、そのテキストはすべて小説の内容、という「仕事中に上司にバレないように小説を読める」サイト。才能の無駄遣いとはこのことでしょうか。

 

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http://www.oskope.com/

次にご紹介するのはAmazon、flickr、YouTubeといったサイトを視覚的に検索できるサーチエンジン、oskope。サムネイルを自由にドラッグできる&いろんなレイアウトに並べ替えできるUIが秀逸すぎます。秀逸だ、秀逸だ、と各方面から絶賛の声があがっております。

 

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Desktop デザイナーズポータル エキサイト

こちらもOSを模したインターフェース。人はなぜこうもOSのインターフェースに魅せられるのでしょうか。やはりクローズボタンといったら、左上ではなく右上なんですね…。

 

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intentionallies

これはもう説明はいらないのでは?tha ltd.が制作した、生活全般のプロダクトデザインを手がけるインテンショナリーズのサイト。4月1日に放送されたNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」の中村勇吾さん特集のときも冒頭で取り上げられてましたね。

 

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Maurer United Architects[MUA]

さてさてこちらは建築ユニットMUAのサイトです。建築とグラフィティを融合させたそのカッティングエッジな特徴がそのままサイトにも反映されている、といったらテキトー過ぎでしょうか?ぐりぐりインターフェースとは少し離れますが、直線をモチーフにしたインターフェースは独特ですね。

 

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Dirk Lambrechts

ファッションフォトグラファー、Dirk Lambrechtsのギャラリーサイト。フォルダから飛び出るファイルたち。ほかのフォルダを選ぶと開いているファイルを元のフォルダにしまってから開き始める部分など、礼儀正しさが伺えます。出したものは片付ける。Flashサイトということで、ガベージコレクション的な考えも反映されているのでしょうか(笑)。

 

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amaznode: amazon related product search

Amazonの関連商品をねばねば納豆のように視覚化したサイト。単にAmazonの検索結果を視覚化したのではなく、「この分野の商品を買った人たちはこんな商品も買っています」という関連情報のつながりまで視覚化しています。

amaznodeのもうひとつの側面は、市場のリサーチツールとしての用途です。amaznodeで検索をすることによって特定のキーワードや、商品の様々な性格がわかってきます。例えばある商品は世間ではブームのように扱われていながらも、実際には特定のユーザー層にのみしか波及していないかもしれません。また、予想もしなかった商品同士のユーザー層が重なり合っており、隠れたマーケットが存在するかもしれません。このような使い方は単にアフィリエイトの商品選定だけでなく、より大きなレベルでのマーケットリサーチの叩き台としても有効でしょう。(サイトより引用)

    

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Wilhem Arnoldy, Graphiste indépendant & Webdesigner / WP4

フランスのグラフィック・ウェブデザイナー、Wilhem Arnoldyのポートフォリオサイト。見ているとなんだか無性にピザが食べたくなります。

 

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Tag Galaxy

ツアーの最後は宇宙に到着してしまいました。

Flickrから取得した画像のタグ情報を太陽と惑星に見立てて、銀河を構成するインターフェースのサイト。これを作ったのはドイツだ!これぞ宇宙デザイン。なにやらコスモ(小宇宙)を感じます。

 

 

このツアーに参加した感想は…、

  • 複雑なインターフェースを用いたサイトには機能を説明するための「クイックツアー」ビデオなどの説明がある。
  • YouTubeやAmazon、Flickrなどで公開されているパブリックAPIを用いた、いわゆるマッシュアップ(死語!?)サイトが目立ちました。
  • やっぱりOSのUIは秀逸。と同時に、Flashサイトで独自のUIを浸透させる難しさを感じた。

といった感じです。

3D系インターフェースも加えると途方もないサイト数になるので、今回はあえて3D系は控えめに紹介しました。次回は三次元の旅になるかもしれませんね!

 

それでは、みなさんとはまたお会いできる日を楽しみにしています。チャオ!

HTML5飯