FlashのTrace等ログを表示するものはfirefoxの拡張機能のFlashtracerやarthropodなどがありますよね。
今まではFlashTracerを使用していたんですが、ブラウザで他のFlashを表示していて、そのFlashがTraceを吐いていたりすると全部表示されたりするので(フィルタはかけられますが・・・)、見にくかったりしました。

というわけで、今回はThunderBoltを試してみました。

ソースはThunderBolt公式サイトにて配布されています。

ThuderBoltの便利な点としては、

  • ユーザがデバッグログをレベル分け(DEBUG、INFO、WARN、ERROR)できる。
  • 出力表示をレベル別フィルタリングできる。
  • ストリングだけでなく、配列やオブジェクトの中身もツリー構造で表示してくれる。
  • AIR製の外部コンソールに出力できる。
があげられると思います。


使用方法は、
まずThunderBoltAS3_v2.01beta.zipをThunderBolt公式サイトからダウンロードします。
ThunderBoltAS3_v2.01beta.zipを解凍すると、生成されるsourceフォルダの中のorg.osflash.thunderbolt.Loggerにパスを通します。
後は基本的に状況に応じて、
  • Logger.debug(hoge)
  • Logger.info(hoge)
  • Logger.warn(hoge)
  • Logger.error(hoge)
を開発コード中に記述するだけです。

出力されたログを閲覧するのに、今回はAS3用のAIRで作成されたコンソールを使用しました。
コンソールは上と同じページでThunderBoltAS3Console.zipが配布されているので、これをダウンロードします。
ダウンロードしたThunderBoltAS3Console.airをインストール、起動するとFlashlog.txtをドラッグするよう求められます。Flashlog.txtはFlashPlayerが出力したログが保存されるテキストファイルです。
ここにFlashlog.txtをドラッグするとFlashlog.txtの中身を参照できるようになります。

img2.jpg

以上でオーサリング環境や、ブラウザ上で出力されたログをコンソールで確認できるようになります。


参考サイト(Flashログ閲覧関係)

thunderbolt
FlashTracer
arthropod

HTML5飯