Flash9 アルファ版から CS3 への移行について覚書き
ついに Flash CS3 英語版が発売されたので、さっそく体験版をダウンロードして触ってみました。とりあえず気づいたところから軽く報告させていただきます。
まず驚いたのがコンパイルの早さ!Flash 9 アルファ版ではコンパイルの重さがだいぶ気になっていたのですが、CS3 版では 1 回といわず、ついつい 2 回 3 回と意味なくコンパイルを繰り返してしまいたくなるようなパフォーマンスです。また Flash9 アルファ版では、コンパイルエラーが出るとその内容の難しさで心が折れそうになったエラーログですが、CS3 版ではエラーログをクリックするだけでソースの該当箇所へと飛べ (!)、java の eclipse みたいな使用感で、これまたついつい意味なくコンパイルエラーを出したりしそうになります。
あと細かいところで言えば、クラスファイルにリンケージが貼られたムービークリップに、名前をつけたオブジェクトを置き、クラスファイルの方で変数定義をしなかった場合、エラーとなっていたのが、エラーとならなくなりました。
逆に、パッケージにおいて、階層の宣言 (ファイルの冒頭で "package com.cuppy {" と書くところ) を省略しても Flash9 ではそのままコンパイルされていたのですが、CS3 版ではエラーが出るようになっています。
あと、忘れてはならない便利機能としてモーションを AS3 に変換できる(!)というのがあります。分かりやすい動画チュートリアルがありましたので、どうぞ。
まだまだ他にも色々と便利な機能や、ちょっとはまってしまいそうな注意事項などたくさんあると思いますが、そういったことを教えていただければ幸いです。