WonderflEditorリニューアルのお知らせ
はいどうもtaroです.
長らく様々な不具合 & トラブルのあったソースコードviewerとeditorの両方をアップデートいたしました。
主な変更点を箇条書きで
- 本家minibuilderの更新を取り込みやすくすべくminibuilderをベースに移行する
- 日本語対応の為、TextFieldを捨て、Flash Player 10のテキストAPIに移行
- Flash Player 10.1対応
- 細かいUIの機能強化
補完機能について
Wonderflでコード補完をより効率的に使っていただくため、コードの絞り込みについて説明します.
絞り込みは全候補の入ったVectorに対してfilterをかけることによって実現していますが、
filterでは、入力文字inputにたいして、
(new RegExp('^' + input.split('').join('.*'), 'i')).test($item);
という正規表現にマッチするものとなります。例えば、mvcと打てば、MovieClipがヒットする。という感じになります。
補完メニューは、Ctrl + SPACEで出すことができます。例えば、var inputFieldと宣言していると、
ifldと打ったのちにCtrl + SPACEを押すと、inputFieldが候補に挙がってきます。
adeに対しては、addEventListener等が候補に入る筈です。
補完メニューから補完候補の選択は十字キー以外でも、Ctrl + n, Ctrl + pで上下選べますが
これはブラウザがflashにCtrl + n, Ctrl + pを教えてくれる場合に限ります。(例えばieでは出来ない)
補完メニューの消去にはEscを押してください。
UIの説明
- ダブル・クリックでワード選択
- トリプル・クリックで行選択
- 行番号の選択で範囲選択等
- いくつかのキーバインド
キーバインドについては、これに対してこうするという要望を取り入れる形ではなく恐らくカスタマイズ可能な
形で提供するという方法で発展させようと考えています。
実験的機能のリスト
まだ実装が不完全ではあるが、それなりに便利機能
- 定義へジャンプ(F4)
- カーソル位置のワード検索(F3, Shift F3)
ソースコード
githubでGPLで公開してあります。
とても大きなプロジェクトでFlash Playerについて良く知るきっかけとなりました。
フラッシュ・プレイヤーのバグなどにも遭遇しましたが、多くについてはまた追ってご紹介したいと思います。
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