世間では CS5 の iPhone for Flash に期待の声が集まっていますが、ちょっと視点を変えて iPhone から Flash を動かす実験に成功したので紹介です (iPhone Flash ではないので要注意)。

 
まずは簡単に実験方法を紹介。
 
iPhone に wifi ネットワーク上で web サーバを立てる cocoahttpserver というオープンソースがあります。Downloads に iPhone 用のライブラリがあるのでそれをダウンロード。そのままコンパイルするとデモが動作するので iPhone にインストールします。
 
iPhone_shot.jpg
 
アプリが起動するとファイルストレージサーバが起動し、同じ wifi ネットワークに接続されている PC のブラウザから見ることができます。
 
img1.png
 
画像ファイルをアップロードし、アップロードしたファイルを開いてみると、おー!確かに画像が見えます。
 
img2.png
 
そこで試しに swf ファイルをアップロードしてみましょう。おー!なんと iPhone 上にある swf を PC から見られるじゃないですか!(手元にあった肉球ブログパーツの swf をアップしました)
 
img3.png
 
これが iPhone から Flash を動かす実験の一部始終になります。iPhone と Flash をつなげるこんな抜け道があったとはとは。。
 
 
ところで、これが何の役に立つか??
 
 
個人的にはアプリで生成 / 取得したファイルを PC に転送するときに使おうと考えています。PC からブラウザを介して iPhone 内のコンテンツを見る際に html でページを用意しても良いのですが、せっかく Flasher なら html を書けないので、リッチなコンテンツで見せたいところです。
 
ちなみに表示用の swf などをバンドルしたアプリが apple store に申請できるか、、これについては試してみたいと思います。。(上手く行ったらまた報告します)
 

HTML5飯