FITC楽しかったですね!大満足のMuraiです。

Flashの神様たちが一同に集い、生のお話が聴ける貴重なイベントだったので、多くの方が足を運ばれたと思います。
そのFITCで、FlashIDEのビルトインコンポーネントまで作られているGrantSkinner先生の超絶スライド。即実践でつかえる高速化手法 Quick as a Flashがとてもというか、勉強にしかならないのでご紹介。

http://gskinner.com/talks/quick/

内容は、大体下記の様な感じです。(ごめんなさいかなり荒いです)

一般的な最適化の方法

  • Player毎のスピードの差異、型の扱いの違い etc
  • ベンチマークの方法や、環境の違いによるベンチマークの結果の違い etc
  • 体感スピードと実行スピード etc
  • 1フレーム間で何が行われているか、処理落ちの仕組み etc

コードレベルでの最適化手法

  • 割り算よりかけ算が、ObjectよりPointが、参照を潜っていくよりも値への直アクセスの方が速い etc
  • 評価式の最適化 、ObjectPool etc
  • Array,Vector,hash,dictionaryなど、構造体毎のアクセス速度、同じデータ操作をした時のベンチマーク etc
  • 初歩的なところから深いところまで etc

ビデオ、WebCamの最適化Tips

描画周りの高速化

  • レンダリングコストの最適化
  • sprite.z=0
  • blitting手法
  • filterまわり、alphaとvisible
  • 深度や描画モード、アルファの結果を画像合成される部分を最適化

ガベージコレクション

  • GC遅延というか、GCが溜まるに溜まって一気に解放されるから遅くなる時がある etc


っと、カッコいいトランジションのスライドであるだけでなく、内容もりだくさん。
このスライド自体がベンチマークテスターになっているので、お手元のマシン毎、同じマシンでもブラウザ毎で内容が変わり、データが変化します。(ほんとなにそれ、すご過ぎる。)

oprimization without benchmarking is pointless.
だそうなので、言っている事をばっちり表すスライドとなっています。かっこいい。

ということで、あなたのマシンの実測値で説明してくれる神スライドなので、一通り読んでみる価値しかない!
読んで見るときっと発見があると思います。
 

HTML5飯