AS2/AS3と勝手が違う点が多々あり、クセモノ感の強いFlashLiteですが、ちょいちょい便利なところもあったりします。その一つがダイナミックテキストの仕様。

dynamic_text.png

「変数」のフィールドに上記のような記述を行うと、ルートにある変数を常に表示することができます。スコアや時間制限の表示が正用法ですが、特定の変数を設定してステージに置いておくと、traceより分かりやすく監視したい変数をチェックする事ができます。

携帯端末のステータスを監視するコンポーネント"Oxygen"

こちらの記事でも紹介されていますが、上記の性質を用いたコンポーネントが公開されています。

Oxygen - The Flash Lite Developers Kit

ダウンロードして出てきたmxpファイルからExtension Managerでインストール。
Flash CS4では「ウィンドウ→サンプルライブラリ」からコンポーネントにアクセスできます。fscommand2が組み込まれていて、端末のバッテリ残量・現在のFPS・メモリ量・電波強度を表示してくれます。実機チェックで調査するスクリプトを用意するのが面倒な時は活用してみてはいかがでしょうか。

oxygen.png

HTML5飯