CS3の新機能!というわけでは無いのですが、わりと昔からFLASHにはキーボードショートカットをコンフィグ出来る機能がついています。

cs3ではメニューバーの 編集-> キーボードショートカット というのがそれに当たります。

選択すると下記の様な画面が出てきます。

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基本的にメニューから出来ることは全てキーボードショートカットを割り当てる事ができ、オーサリング時にFLASHで行う操作でよく使う物を登録しておくと便利です。

使い方は簡単で、メニューから使いたい項目を選択し、

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(*写真では同じ位置にペーストを選択)

ショートカットの+ボタンを押す→キー制御にコマンドを入力(ctrl+shift+vのように)後はOKするだけで簡単に登録できます。上記の"同じ位置にペースト"はデフォルトでショートカットが定義されていますが、他のキーを割り当てる事もできます。

 

どうもCS3になってからAdobeUIが重いのか、MC一個選択するのになかなかアクティブにならず困っていて、僕の場合はこのアクティブにならない現象(2秒ぐらいラグがある感じ)解決のためにいくつかショートカットを設定しています。

元々FLASHには大量にキーボードショートカットが定義されているので、それらを組み合わせ、以下の様な感じで使っています。

*デフォルトはそのまま、太字は僕のカスタムショートカットです。

  1. AIなりPSDから素材をインポート
  2. 素材をある程度"分解":ctrl+b
  3. グラフィックとして使うオブジェクトは"分解"仕切ってから"グループ化":ctrl+g
  4. "シンボルに変換":f8キー
  5. "レイヤー配分"(リンケージ名をレイヤー名に1レイヤー毎に1オブジェクトで配分):ctrl+shift+d
  6. 必要なら"レイヤー挿入":insertキー "レイヤーフォルダ挿入":ctrl+insertキー
  7. "レイヤーを選択"*1:(上のレイヤーに移動 shift+alt+↑、下のレイヤーに移動 shift+alt+↓
  8. "同じ位置で編集":ctrl+shift+e(MCをダブルクリックした時の開く動作です。)

順不同ですが、2~6を組み合わせたこの方法で劇的に早く素材インポートを終える事ができるようになりました。

5のレイヤー配分は中でもとてもオススメで、コレを必ず行う事でレイヤークリック=MC選択となり、複雑な深度構造のMC等の中から"選択"するのにとても便利です。(アクティブになっていない時は、vキーを押すと選択となります。)

また、"整列":ctrl+alt+1,2,3,4,5,6,7,8,9、"自由変形":MC選択後qキー、"重ね順":ctrl+shift+↑ ctrl+shift+↓ etc...ほとんどの操作がキーボードで可能になります。

7の用にjsfl(jsflについてはkijimaの記事が詳しいです)を割り付ける事も出来、よく使う動作をマクロとして保存しキーボードショートカットに割り付けるなんて事も可能です。

「別にマウスでやればいいじゃん」というのは最もな意見なのですが、コピー&ペーストがctrl+c,ctrl+vの用に用は慣れの問題で、感覚的に扱える用になると恐ろしく高速に配置することが出来るようになります。

"開発機がVistaで何かFLASHが重い・・" "出来るだけマウス操作を少なくしたい"なんて人には是非お勧めしたいと思います。

慣れるとマウスでカチカチやっているのが野暮ったいぐらいなので、是非試してみてください。

 

*1 7.のレイヤー選択はF-Site 沖氏のjsflを使わせていただいています。ありがとうございます!

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