PaperVision3D で迷路を作成してみました。
PaperVision3D → 迷路!
と脊髄反射の速度で思い至ったのですが、この度めでたく 3D の迷路を作成する機会に恵まれました。クーピーサイトのおまけコンテンツなのですが、トップにある 2D の迷路に対応した 3D の迷路を作成しました。2D の迷路の方は迷路作成機能もついていて、スタート地点とゴール地点を自由に結ぶと、そこから迷路が自動で生成されます。あと 3D の迷路の中にはアートメーターというサイトから新着の絵の画像を表示させています (CUPPYサイトの右上にあるの "3D" ボタンを押すとみれます)。
作成するにあたって PaperVision3D の情報の宝庫であるこのサイトを参考にさせていただきました (同じく迷路のサンプルがあり、大変参考になりました)。やっていくつかはまったポイントを挙げると。。
- 迷路の壁がキューブ状だったので、最初 Cube を使用したのですが、なんだか隣り合う壁がいまいち前後関係が変なことに (チラついたりしました)。。とりあえず Plane オブジェクトを 4 方向に並べることに。
- MovieScene3D から removeChild しても、オブジェクトがステージから消えるが、numChildren の数が減らない…。いろいろ参照をチェックして GC の邪魔となっている処理がないか洗ったが数が減らない…。とりあえず一歩進むごとに MovieScene3D を破棄して、新しい MovieScene3D を生成してそこに生きているオブジェクトを addChild するという苦肉の策に。正しいやり方があったら教えてください。。
- 壁の Material となる Sprite に Grow などかけてみたけど、イマイチ。。MovieScene3D 全体にドロップシャドウをかけたらいい感じに。
今回触った印象として思ったのは
- AS3 でもこのあたりの処理は重くなるので、色々と処理速度の対応はしっかりやらないといけない。(最初、2D と同じブラウザで表示しようとしたけど重すぎて断念)
- 3D のゲームが出始めたころはものめずらしかったけど、今では 3D の表現はゲームでは割と辺り前のものとなっている。その流れで、Web でも 3D の表現が普通になっていく可能性がある。3D であることで便利な見せ方とか研究していきたいですね。
- 今なら割と初歩的なことをやってもアイディア次第で面白いものが作れる。
まだまだ PaperVision3D の機能のごく一部しか使えていないので、これから精進していきたいです。最近、 PaperVision3D のバージョンが 1.5 に上がったようなので、変更内容など要チェックですね。